2006年05月23日
「やんちゃな男」の飛沫をクールに冷やす
「男性にはほとんど知られていないけれど、女性にとっては常識のこと」が世の中にはたくさんあります。例えば、(昔の話になりますが)「スクール水着の秘密」なんてその最たるものでしょう。しかし、同じ世の中には、その逆に「女性にはほとんど知られていないけれど、男性なら知っている人が多いこと」というものも、もちろんあるわけです。その一つが、今回紹介する「便器の中の角氷」です。喫茶店などの男性用トイレに入ると「小便器の中に角氷が詰まっている(ことがある)」というアノ話です。つまり、例えば「(男性にとっては見慣れた)こんな風景」や「こんな風景」の話です。男性ならこんな便器を眺めることは多いと思いますが、女性の方がこんな風景を眺めることはあまりないのではないでしょうか?
ところで、なぜ小便器の中に角氷が入れられているのでしょう?ネットで検索してみると、やはりその疑問を論じているページがありました。ちなみに、そこでは「すこしづつ溶ける氷が便器の汚れを防止する」「小便が飛び散るのを幾何的に防いだり、冷気が臭気が気化して拡がるのを防ぐ」「氷が溶けるのが嬉しくて、男性がちゃんと便器中央を狙う(そのため汚れが少ない)」…などの仮説がいくつも書いてあります。いくつも仮説があるということから考えると、小便器の中に角氷を入れるメリットがたくさんあるということなのでしょう。とはいえ、「一番大きい理由はこれだ」というものは私も実は知りません(知っている方がいらっしゃれば、ぜひ教えて頂けないでしょうか)。ちなみに、女性用の便器に角氷が入っていないのは、その便器が小便だけに使われるわけではないからでしょう。もし、女性も使う便器に氷をたくさん入れたらツンドラ地方のトイレみたいな悲惨な状態になってしまいます。
ところで、女性の方にはわからないと思いますが、男性の小便の飛沫がとても広い範囲に飛び散るモノです。ピストルの硝煙反応ではないですが、(よく観察してみれば)手首や腕近辺まで飛び散ったりするものです。よく男性がトイレに行った後、「手をちゃんと洗ったの?」と気にする女性がいますが、それは実に甘い考えです。「やんちゃな男」の硝煙反応は「男性の前面部分に広く残っている」ハズなのです。トイレに行った後の男性に抱きしめられたりしたら…それは小便器に抱きしめられているのとニアリー・イコールなのです。それがイヤなら、小便器の中に角氷でも入れてみることにしましょうか?
2006年05月17日
来月から、「エンジニアのための経済学入門講座」を受講することになりました。Tech総研のWEBサイト上で始まる「経済学入門講座」を毎月一回受講しに行くことになったのです。
…これだけでは、あまりにわけがわかりません。そこで、どんな「入門講座」なのかを「企画書」から抜粋してみると、こんな感じの「経済学入門講座」になります。まず、企画趣旨は「大学・大学院までに経済学を学んだこともなく、社会人になっても経済学の”け”の字も知らないようなエンジニアに、経済学の根本を叩き込む」です…。「叩き込む」です…。そして、企画書の文章はさらにこう続きます。「エンジニアにとっての、経済(学)との接点の乏しさ、基礎知識の乏しさという意味で、想定読者に近い平林さんが経済学者に最低限の知識を教えてもらいに行く」…です。「乏しさ&最低限の知識という意味で、想定読者に近い」からです。いえ、確かにその通りなんですが…。そして、「バシバシと叩き込まれた”経済学の根本”を記事にする」というのが今回の企画です。
実は、第一回の授業は先日もう受けてきたのです。東京大学院総合文化研究科の松原隆一郎教授に、「お金をガッポリ稼いで、ドーンと使う経済学」を教えてもらいに行ったのです。『「消費不況」の謎を解く』などの著書を持つ、松原教授に経済学を叩き込まれに行ってきたのです。きっと、松原教授は『思考する格闘技』なんていう著書を持っているので、「経済(学)を叩き込む」第一の刺客に(企画者が)選んだのだと思うのですが、…ヘナチョコ生徒の私は大変です。
…というわけで、来月からそんな連続「エンジニアのための経済学入門講座」企画が始まります。「この人に経済を習いに行ってみるといいよ」「経済(学)のこんなことが知りたい」なんていう意見がありましたら、私まで教えて頂けたら幸いです。そんな意見が頂けたなら、その意見を手にたずさえて、「経済(学)を叩き込まれに」行ってきます。そして、その過程や結果を色々書いてみたい、と思います。
2006年05月04日
秋葉原なら…何カップが人気?
私は伊藤理佐の「おいピータン!!」というマンガが好きなので、「Kiss」というマンガ雑誌を読んでいます。Kissはおそらく20〜30歳くらいの女性を読者ターゲットとしている雑誌ですから、30代後半男性の私としては、少し読み辛く感じたりもする雑誌です(高校〜大学院時代は「花とゆめ」を読んでいました…)。最近、このKISSの末尾広告ページにアップルC・Dという、バストにかぶせバストを二回りくらい大きくする「バスト増大化パーツ」の広告が掲載されています。そして、宣伝の中に「彼女にするなら何カップ?」「2005年6月に渋谷で20〜30代の男性に聞いてみました」という街角アンケートの結果が掲載されているのです。そのアンケート結果が、右上のグラフです。横軸は「カップ」で、縦軸が(そのカップを支持した)「人数」です。宣伝中には、このグラフを使って「断然CカップDカップが支持されている」と書かれていました。
このアンケートが実際に行われたもので、その結果がホントならば、確かに「断然C, Dカップが大人気」のようです。そしてまた、「F, Gカップ辺りもちょい人気?」で「Aカップが好きだ、と言ったのはわずか1人!」「Bカップが好きだ、と言ったのもわずか2人!」だったなんていうこともわかります。BカップとCカップは、わずか1カップの違いにも関わらず、人気度合いが全然違うのです。その差はなんと20倍!です。その人気度の大きな違いは、DカップとEカップの間にもあります。DカップからEカップになると、いきなり人気度合いが1 / 10になるのです…。「アップルC・D」という商品名に素晴らしく一致した(しすぎる)アンケート結果です。
ところで、秋葉原でこんなアンケートをしたら、どういう結果になるのでしょうか?案外「小胸」に人気が集中したりするような気もします。その一方で、「超巨乳」にもやはり人気が出そうな気もします。実際に秋葉原でアンケートを実施したら、一体どんな結果になると思いますか…?
2006年04月30日
特許申請は「検証されてから出すもの」じゃない…
「 神戸大教授、実験データを捏造 特許出願取り下げ 」「 実験データ捏造、過去の論文も調査へ 神戸大が記者会見 」という朝日新聞の記事を読みました。「特許の出願書類に、実際は実験していないデータを記載していた」という話です。関連ニュースを読みながら、「深くて暗い河」を感じました。特許に多少なりとも関わったことがある人たちと、特許に関わったことがない人たちの間に流れる「深くて暗い河」です。前者「特許に多少なりとも関わったことがある人たち」としては、企業の中で特許を書いたりする技術者や知的財産関連業務の人たち、あるいは、特許事務所の弁理士の方々などです。そして、後者「特許に関わったことがない人たち」というのは、この「学術論文と特許を同列に扱っている」ような記事を書いた新聞記者や、「特許は申請すれば有効」と信じて特許を書く個人のような人たちです。今回の一件を、神戸大に告発した連名出願者の研究者も、特許をおそらくあまり書いていたわけでないように思えます(もちろん、この背景には人間関係のもつれもあるように思えますが)。
日本特許取得企業ランキングや米国特許取得企業ランキングを見ると、多くの企業がそれぞれ多くの特許を取得しています。ここに挙げられているのは「登録された特許」なので*1、この影にはさらに膨大な「登録されていない出願特許」があるわけです。登録されていない出願特許は「特許庁に認められなかった」というものもありますが、企業(出願者)側が「特許庁に特許をチェックしてくださいね、という依頼(=審査請求)をしていない、というものもあります。つまり、(現時点では)特許を出願して一般に公開しただけ、というものもあります。これら膨大な特許申請はおそらく特許書きノルマのせいでしょう。こうした膨大な特許申請が「きちんと検証された後に書かれたものだ」と信じている人はおそらくいないと思います。少なくとも、「特許に多少なりとも関わったことがある人たち」であれば「そんなことを信じている人はほとんどいない」と言って良いと思います。「学術論文」と「特許」は少なくとも現状は全く違う、のです。
今回の一連の記事・対応からは、そういった「特許と学術論文は少なくとも現状は全く違う質のものとなっている」という背景が見えてきません。記事を書いている記者たちは全くそういったことに対して無知であるし(あるいは、そういう事情を知っていて、なおかつ書いている「煽り記事」かもしれません)、そういった事情を良く知っている企業側はただ黙っているに違いありません。「特許はSF(サイエンス・フィクション)みたいなものだよ、ホントはね」なんて言うわけにはいきませんから。とはいえ、記者の方たちも取材を続けているのであれば、その「特許の世界の背景」が見えてきている頃だろうと思います。そろそろ、きちんと解説した記事が出てきても良い頃ではないでしょうか。「神戸大の教授」に矛先を向ける記事・対応は間違っています。記者の方たちが手に握っているだろう「ペンという剣」を向ける先が違っています。
*1 ちなみに、特許が仮に登録されたとしても、その特許が「万能の剣」になるわけでもありません。その登録特許に文句がある人や企業が、「おいおい、この特許は○×の理由でダメじゃないの?」と特許をツブす無効審判をかけてくることだって普通によくあるわけです。「特許は申請すれば有効」「特許は登録されれば絶対的なもの」と信じて特許を書く個人のような人たちは、ここら辺りのことを忘れていがちだと思います。
2006年04月20日
ビバ! 小胸さん!
大きな胸、つまり「巨乳」「爆乳」の揺れを抑える作業というのは力学的にも体力的にも大変なんだろうなぁ、としみじみ感じました。なぜ、そんなことを考えたかというと運動用ブラジャーの販売ページにいって、そこに掲載されていた「バストのカップ数と運動の激しさから、ブラジャーの種類を選ぶことができる選択チャート」を眺めたからです。右の図が、「巨乳の揺れ」を抑えるのは大変だ、と私にしみじみ感じさせた「選択チャート」です。
この運動用ブラジャー「ショック・アブソーバー・ブラジャー」は、「バストの揺れを抑えるために、バストを包み抑え込む力の程度」でレベル1(比較的ソフト)からレベル4(最強)までの4段階のものが用意されています。比較的ソフトにバストを包み込むお手軽レベル1から、超強力ガチガチ抑え込み型レベル4までのブラジャーがあるわけです。右上の図では、それが黄色(レベル1)・オレンジ(レベル2)・赤(レベル3)・紫(レベル4)というように示されています。そして、縦軸は「バストのカップ数」で、横軸が「運動の激しさ」で、一番左が比較的「緩やかな運動」で、一番右が「激しい運動」になります。
例えば、Aカップ「小胸」さんの場合は「緩やかな運動」はもちろん「中程度の運動」をするにしても、レベル1(比較的ソフト)ブラジャーで十分なわけです。「激しい運動」をするにしても、レベル2程度で十分です。ところが、Gカップ「爆乳」さんの場合、「激しい運動」でレベル4(最強ガチガチ型)が必要なのはもちろん、「緩やかな運動」でさえレベル4(最強ガチガチ型)が必要なのです。つまり、いつでも強くバストを抑え込んでいないと、バストの揺れを防げないのです。小胸さんと巨乳(爆乳)さんではバストの重さ(大きさ)がとても違うため、力学的にそんな差が生まれるわけです。
この図を眺めていると、「巨乳」の揺れを抑える作業は大変なんだろうなぁ、としみじみ思いますよね?肩こりもするだろうし、ブラジャーもきつそうだし…。 ビバ!小さなバストの小胸さん!っていう気分になりませんか…?